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御節の不思議☆茶道内弟子修業日記82

御節の不思議

母は静岡から、新幹線で、お寺へ挨拶に来たが、

そのまま玄関より座敷に通り、

その他の年賀の御挨拶に来たお客さんたちに混ざって、

お茶を飲んで帰って行った。

メイが他のお客様と同じように、

母にお茶を出した時くらいしか、会う時間はなかった。

その夜、和尚様が夕食のときに言われた。

(ちなみにお寺の三が日はおせち料理で、

御節もまじめに食べると、

3日目には少しネバネバしてくるし、

残り物はほとんど練り物(かまぼこみたいなの)ばかりになってきた

「メイさんのお母さんは賢いな。

末席に座って席中は他の人たちを立て、

帰りにこちらに来て、「娘がお世話になり、ありがとうございます」とだけ挨拶したわ。

余分なことも言わず」

(そうなんだ・・・)

「一人で生きてこられたからでしょうね」

奥様が言われた。

メイ自身は父が早くなくなったことはあまり気にせず育ってきた。

母がそう感じさせてくれていたのかもしれない。

・・・それにしても、メイはどうしてダメなのだろう。

余分なことは言う、

逆に肝心なことはできない・・・

********

「これは、うれんな」

夕食を終えて、お重を下げた時、

長男さんが言われた。

3日でほとんどの御節を食べつくしたのだが、

家元出入りの有名な懐石料理屋製の御節だけ残っていた。

「毎年、毎年いただくので、ここでは一番人気ないんや」

ここのお料理はお茶の先生には憧れの高級料理なのだ。

(お値段も張るしね)

しかし、このお寺では、いつも食べているし、

大きな茶会や法事でお客さん用に用意した弁当などが余った時は、私たちで食べつくさなくてはならない。

賞味期限とか無視して、とにかく、全部なくなるまでは、同じものを毎日食べるので、飽きるし、

さらには、日数追うごとに味が変わってきて、

ここの料理というと、イコール残り物、イコール無理して全部食べつくす、というイメージが頭の中にできあがってしまっているのだ。

それで、なんともありがたいこの御重が最後に残るのである・・・

結局、最後に全部これを食べるきるわけなので、

無駄な抵抗なのであるが・・・

(お茶の先生方が聞いたら、びっくりするだろう)

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