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2008年12月

茶道内弟子修業日記71

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お寺の年末は、本当に暦通りなんです。

それが心地いいです。

「事始め」って言って

12月13日ころになると、

山に角松用の「根引きの松

(根っこごと抜いてくる)を取りに行ったり、

年末のご挨拶回りが始まるんです。

大掃除も、大規模で、「すす払い」というがごとく、

いつもは床中心に掃除しているんだけど、

天井のすす払いをお祭りみたいに賑やかに全員で行います。

(こんな単純な季節ごとの「節目」「節目」をしっかりすごすと、

自然と自分の気持も引き締まるし、

身体も健全になっていく気がする。。。

暦で生きるって、やっぱり良く生きる知恵みたいなものなんだろうか・・・

それが、この間、言われた

「生きるヒント」ってことかな・・・

メイにはまだそこくらいしかわかんないけど)

そして、茶室の障子も張り替えです。

張り替えて初めて分かったのですが、

大きな1枚の障子紙ではなく、半紙くらいのサイズの和紙を張り合わせて一枚の障子に張ります。

「この1枚の紙と紙の継ぎ目がね、利休さんは『一分では細いが、一分半では太い』って言ったらしいよ」

一緒にお寺で修行中のカワくんが、和尚様から聞いたと教えてくれた。

「半の世界なんだ~微妙~

・・・一分って、3ミリのことだっけ?」

「そう、だから1ミリの世界だよね」

「あまり細すぎても、はがれそうだし、太ければ目立つし、すごい・・・確かに」

(お茶人たちって、こんなところにも気を配ってたんだ。

これが客に対するもてなしの心なのか・・・)

Photo_3

見過ごすぐらいの障子紙のつなぎ目、そこにも心がある。

「生きるヒント」って、メイが想像するより、なんだかもっと奥が深そうだな。

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茶道内弟子修業日記70

                                    

「ねえ、なんでお茶が好きなの?」

この間、この宗匠の稽古場の内弟子見習いの中居さん(同じ年なんだけど・・・いつも旅館の仲居さんみたいな着物きてるんでついたニックネーム)に聞いてみた。

私たちみたいに若いのが一生懸命、茶道を習ってると、よく聞かれるから、

仲居さんはなんていうのか、聞いてみたかった。

「お茶には、生きるためのヒントがあるから」

予想外の答えだった。

ちょっとカッコイイ。

メイも使ってみたいと思ったけど、

この言葉に実感が持てなかった。

つっこまれたら困るし・・・

でも、とっても印象に残った。

                                    

皆さんは、なぜ茶道を習ってるんですか?

よかったら教えてください。

                                    

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